不妊治療を受けようか迷っているとき、多くの方が様々な疑問や不安を抱えています。自分に合った治療方法は何か、費用はどの程度かかるのか。こうした一つ一つの疑問に、私たちはしっかりと答えていきたいと考えています。

不妊治療希望の方は、初診前に持参してください

婚姻に関する同意書

当院の治療方針

①あなたの不安に寄り添います

私たちのクリニックでは、患者様一人ひとりの状況に合わせたきめ細やかな対応を心がけています。不妊治療は精神的、身体的にも負担が大きいもの。だからこそ、私たちは患者様の小さな声にも耳を傾け、サポートしていきたいと思っています。

費用をできるだけ抑えた治療計画

不妊治療にかかる費用は、患者様にとって大きな負担となることがあります。私たちは、治療の効果は維持しつつ、できるだけ費用を抑えた治療計画をご提案することを心がけています。保険適用の範囲や治療方法による費用の違い、また公的な補助制度の活用など、患者様の経済的な負担を軽減するための選択肢を一緒に考えていきます。費用に関する不安がある場合も、どうぞお気軽にご相談ください。

③LINEで気軽にご質問ください

受診する前に、不安なことがあって一歩踏み出せない方は、LINEでの質問を受け付けています。どんな小さなことでも、気になることがあればお気軽にご相談ください。

公式LINE

不妊治療の流れ

まずは基本的な健康状態や生活習慣、これまでの不妊治療の経験について伺います。その後、必要な検査を行い、検査結果に基づいた治療計画を一緒に考えていきます。治療法には一般不妊治療(タイミング法、人工授精)と生殖補助医療(ART)があります。当院は患者様の希望に添いつつ、最適な治療法を提案していきます。

検査だけ受けてみたい方へ

当院では検査のみ希望の方も歓迎しております。自宅でもう少し頑張りたいけど、今の自分の体の状態を知っておきたい方、本当にこのまま自然に任せていて良いのか、悩んでいる方はまずは検査を受けて頂ければと思います。

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一般不妊治療について

一般不妊治療にはタイミング治療と人工授精があります。不妊検査の結果と、患者様のご希望を考慮してより適した治療方法をご提案します。一般不妊治療では、卵子と精子が出会う可能性を高めることを目的としており、精子と卵子が出会った後の受精から着床までの過程は、自然妊娠と同様に進みます。

タイミング治療について

治療方法

経腟超音波にて卵胞の大きさを計測するなど、排卵日をより正確に予測し、排卵日の前後に性交渉を行うよう医師がアドバイスをします。

治療の流れ

月経1日目から3日目頃と月経10日目から12日目頃に来院し、卵胞の大きさを測定して排卵日を予測します。卵胞の発育状態によっては、卵胞発育を促す薬(飲み薬や注射)を使用することもあります。

タイミング治療が適している方
  • 女性:卵管に問題がない方
  • 男性:精子の数や運動率に問題がない方
  • その他:排卵日の前後に性交渉が可能な方

人工授精について

治療方法

排卵日をより正確に予測し、排卵日の前後に調整した良好な運動精子を子宮内に注入します。

人工授精について

治療の流れ

月経1日目から3日目頃と月経10日目から12日目頃に来院し、卵胞の大きさを測定して人工授精を行う日を決定します。人工授精の当日はご自宅もしくはクリニックの採精室で採取した精液を調整して、良好な運動精子のみを回収します。調整した精子は、子宮口からカテーテル(細長い管)を用いて、子宮内の卵子と精子が出会う場所の近くに注入します。

人工授精が適している方

  • 男性側:精子の数が少ない方、精子の運動率が良くない方
  • 女性側:子宮頸管粘液が少ない方
  • その他:性交渉が難しい方

一般不妊治療では、患者様の年齢を考慮して、35歳未満の方は4~6周期、35歳以上の方は2~3周期、40歳以上の方は1~2周期をステップアップの目安としています。ただし、不妊原因やこれまでの治療歴などを考慮して、早めのステップアップも可能です。

生殖補助医療について

生殖補助医療について

発育した卵子を体外に取り出して精子と受精させ、得られた受精卵を着床しやすい時期に子宮に移植する治療を総称して生殖補助医療(ART: assisted reproductive technology)と呼びます。卵子と精子の出会いの過程や、受精の過程などを補助するため、一般不妊治療に比べて、生殖補助医療の妊娠率は高くなります。

不妊検査の結果と患者様のご希望を考慮して、より適した治療方法をご提案します。

治療の流れ

①卵巣刺激

患者様のご希望、卵巣の状態を考慮して、卵子を育てます。月経1日目から12日目頃の間に3回ほど来院して、卵胞の大きさや数、血中のホルモン値を測定します。この測定結果をもとに、それぞれの患者様に適切な卵胞発育を促す薬の量、スケジュールを決定します。

②採卵

発育した卵胞に針を刺して、卵子が入った卵胞液を吸引します。採卵術は15分程で終了し、数時間安静にした後に帰宅できます。(麻酔の有無などにより、安静時間は異なります。)卵胞液から回収した卵子は、すぐに適切な環境下で培養します。

③受精操作

採卵当日に採取した精液から良好な運動精子のみを回収して、受精操作に用います。受精方法には媒精法と顕微授精法があります。採卵当日の精子の状態、患者様のご希望などを考慮して受精方法を決定します。

  • 媒精法:卵子が入った培養ディッシュの中に、一定濃度の精子を入れる方法です。
  • 顕微授精法:特殊な針を用いて、卵子に1個の精子を注入する方法です。
④胚培養

受精卵を6日間培養し、発育状態を観察します。培養1日目は受精の状態を確認し、培養2日目から6日目は胚の形態を評価します。

⑤新鮮胚移植

発育した胚盤胞や分割胚を、子宮口からカテーテルを用いて、子宮内膜へ移植します。移植は10分程で終了します。痛みを伴わないため原則として麻酔は使用しません。

⑥胚凍結・凍結融解胚移植

発育した胚盤胞や分割胚を凍結し、次周期以降に子宮内膜を調節して胚移植を行います。

移植周期の月経1日目から12日目頃の間に2回ほど来院して、子宮内膜の厚さ、血中のホルモン値を測定します。この測定結果をもとに、それぞれの患者様に適切なホルモン剤の量や移植のスケジュールを決定します。移植日に合わせて凍結胚を融解し、子宮口からカテーテルを用いて、胚を子宮内膜へ移植します。移植は10分程で終了します。痛みを伴わないため原則として麻酔は使用しません。